セルルックキャラクターモデリング～実演で学ぶ、3Dモデルをセルルックに魅せる秘訣～

【講義の詳細】
本講義では、Blenderを使用し、セルルックキャラクターモデリングのスキル向上を目指しながら、モデリング工程を実演を交えて詳細に学びます。講義では、セルルック表現に欠かせない「輪郭線」「セルルックシェーダー」「法線転写」の3要素に焦点を当て、実践的なノウハウを提供します。

（1）輪郭線
セルルック輪郭線の2つの方法、便利な背面法と繊細な Freestyle を比較。それぞれの設定をマスターします。Blender標準機能の Freestyle は線の設定項目が多く、線の入り抜き、線の揺れさえも表現できます。Freestyle のアニメ表現に特化したオススメ設定を伝授します。

（2）セルルックシェーダー
シェーダーノードで2Dアニメ風の基本2色塗りを表現。王道の効果的なアニメノードを紹介。固定影とライトによる影の2種を組み合わせてアニメ影を表現。さらにハイライト（3色目）、テクスチャ、頬紅のノードとも組み合わせ、クオリティを向上させます。

（3）法線転写
球面の法線を顔に転写し、顔の影の出方を単純化。ライティングの角度による影エリアの変化でアニメ影を表現します。

【講師紹介】
3DCGアニメーター
Ginneko3D / 山田 拓吾 氏

SKILLS: Blenderによる3DCGキャラクターのモデリング／リギング／アニメーション／コンポジティング／ビデオエディティングなど全工程
3DCG WORKS: 2024〜 カバー株式会社（ホロライブプロダクション）3DCGアニメーター（業務委託）

X（Twitter）：Ginneko3D（@airacg005）