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プロダクトのライティングを極める~プロダクトを例にライティングの基本から表現方法までを学ぶ~

 
 
 
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開催日時

2025.10.20MON
18時00分~21時00分

アーカイブ配信

あり
なし

価格

¥11,000(税込)

OUTLINE
講座内容
みなさん、プロカメラマンの写真のようなライティングをCG制作で再現してみたいと思いませんか?

現在、家電製品や家具、住宅設備など様々なプロダクトのカタログには多くのフォトリアルCGが使われています。
写真スタジオではいろんな種類のライトや器具、またいろんな細工をして撮影していますが、CGソフトには沢山の種類のライトがあるわけではありません。

また、ライティングに使う便利な器具もありません。
しかし、少し工夫をすればスタジオ撮影のようなライティングを再現することが可能です。

ライティングを極めるためには、知識と感覚と感性の3つが必要です。

モノを見るということはどういうことなのか?まずは、そこから解説を始めます。
そして光とは何か?日常では当たり前のように光があって、当たり前のようにモノを見ていますが、そこにはどのような物理現象が働いているのかを知ることが大切です。

例えばライトの明るさの数値を上げて明るくするのと、ライトを被写体に近づけて明るくするのでは同じではありません。それら光の特性を理解することがライティングを極めるために必要な知識です。

ライティングで表現することの基本はモノの立体感や色、素材感です。

例えば、どのようにライティングすれば立体感が強調されて見えるかは人が見て感じることです。明るい部分は凸に感じ、暗い部分は凹に感じることや、暖色系は膨張して見え、寒色系は収縮して見えることは人間の感覚です。

それら人間の感覚にアプローチすることがライティングの基本です。

さらに魅力的なライティングにするにはどうすればいいでしょうか?

例えば、高級感や重厚感などと清潔感や清涼感ではライティング手法が違います。
細かく言えば、高級感や重厚感などは清潔感や清涼感より複雑なライトの仕組みを使います。
ライティングによるドラマチックで表情豊かな演出が必要だからです。
それら感性に訴える演出方法はライティングを極めるには必要なことです。
 
CURRICULUM
カリキュラム
■光とは何か?(光の物理現象を理解する)
例えば、赤いモノとは可視光線のうちの赤い光だけを反射することでモノが赤く見えているので、そのモノ自体に色があるわけではなく赤い光を反射する特性を持っているというのが正しい解釈です。現実世界でモノを見るということはどういうことなのかを科学的に理解しておくのは、ライティングをするうえで重要です。

■ライティングの概念(ライティングの基本形)
ライティングの基本はモノの形、色、素材をしっかりと見せることです。立体感の表現方法、正しい色の見せ方、素材の表現方法や正しいライト選びや正しいライト構成の基本を学びます。

■ライティングを極める(ハイライトの表現方法)
スタジオ撮影にヒントを得たCGライティングのテクニックをケースバイケースで解説します。またIBL(Image Based Lighting)のメリット・デメリットとHDR Light Studioを使ったライティング方法も解説します。
SPEAKERS
講師紹介


3DCG Creator
日比 隆志 氏

広告写真のインテリアスタイリストを経て、カタログ、Web、ポスターなどのフォトリアルCGを制作。スタジオワークのノウハウや経験を生かしたプロダクトCGやイメージCGを得意とする。
 
 
開催概要
開催日時:2025年10月20日(月)18:00 ~ 21:00
講義時間:180分
アーカイブ配信:あり
※期間限定
※アーカイブ配信は開催後、1週間以内にご登録メールアドレスへ配信します
価格:10,000円(税抜)
 
注意事項:
※本ライブ配信は後日アーカイブとして配信映像を期間限定で視聴することができます(アーカイブ配信のみを購入することはできません)
※同時ログインが不可のため視聴できるデバイスは1台のみとなります
※本セミナーをスクリーンキャプチャなどで録画録音することは禁止とさせていただきます
※通信環境によっては視聴が難しい場合、または配信が不可能になる場合がございます(その場合は後日期間限定で配信されるアーカイブ動画をご視聴ください)
※ライブ配信のキャンセルは製品特性上できませんので予めご了承ください
※領収書が必要な方はマイページより印刷することができます
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