テクスチャで魅せる～説得力をもたせる背景テクスチャリング術～

【講義の詳細】

パーソナルワークを例に、背景モデルのテクスチャ作成時の思考プロセスについて解説します。

メインツールは Adobe Substance 3D Painter を使用しますが、ツール主体ではなく、テクスチャ作成の概念的な内容を中心に紹介します。

リアルタイム向け、プリレンダー向けのテクスチャ作成に活かせる実践的な Tips についても説明します。

【講師紹介】

エンバイロメントアーティスト
香取 政人 氏

2017年、業界未経験・独学で業界に入り、リアルタイムからプリレンダー向けの背景モデリング、テクスチャリングを担当。
実務経験を積んだのち、2021年にサイバーエージェントグループ・アプリボットへ転職。
現在はエンバイロメントアーティストとして背景制作全般を担当し、インターンなど若手教育にも注力している。
Twitter などでの個人制作発信も積極的に行っている。

【カリキュラム】

■ 背景モデルのテクスチャ作成における思考プロセス
背景モデルのテクスチャ制作時に、どのような観点で作成しているかをパーソナルワークを例に解説。
テクスチャによるシーン全体の演出や、背景を構成するアセット単位の考え方について紹介します。

■ 突き詰めて観察する
なぜそのリファレンスを使うのか。
誤ったリファレンス選定や、自分の中のイメージで観察を止めてしまうリスクについて説明します。

■ リアルなテクスチャ作成 Tips
「現実を再現すればリアルに見える」わけではありません。
最終的なアウトプットによって“リアルの基準”は変わります。
求められる表現を理解したうえで制作する重要性を解説します。

【対象者】

中級者以上
※テクスチャの基本的な作成方法の解説はありません。